妊娠検査薬フライング

妊娠を待ち望んでいる方にとって、毎月の妊活結果は1日でも早く知りたいものです。
特に、今月こそ妊娠しているかも!?と期待できるときは「すぐに検査して確かめたい!」と思いますよね。

そこで気になるのは、「いつから妊娠検査薬が使える?」ということでしょう。

一般的な妊娠検査薬の用法では、『生理開始予定日の1週間後以降』とありますが、
「そんなに待てない!ぶっちゃけもう少し早く分かるんでしょ?」という疑問に応えるべく、

世の妊活ママたちや私自身の実体験をもとに、
『妊娠検査薬はいつから判定可能か?』について口コミやアンケートでの調査をしました。

超フライングの最速口コミ実績は生理予定日の5日前

結論から言うと、産婦人科医院やSNSでの口コミを調査した結果、
皆さんの最速での実績は「生理予定日(通称リセット日)の5日前」ということが分かりました。

結果の詳細をご紹介する前に、皆さんご存知かもしれませんが、
そもそも妊娠検査薬が反応する仕組と注意点をお話ししておきます。

妊娠検査薬が反応する仕組とは?

受精卵の着床に成功すると、胎盤の中でhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)というホルモンがつくられます。
妊娠検査薬は、尿中にこのhCGが含まれているかどうかを調べることで、妊娠の有無をチェックできるものです。

市販の妊娠検査薬は、
● 尿中のhCG値が50mIU/mLを超えると陽性反応を示す
● 50mIU/mLの濃度まで達するペースには個人差がある
ということから、
ほぼ確実に判定ができる「生理開始予定日の1週間後以降」
が検査可能な時期として説明書に明示されています。

この、hCG値の「個人差」の範囲において、早い人はいつから反応していたのか?を調査したのが本記事の内容になります。
ですので、
誰しも必ずフライング可能というわけではありませんのでご注意ください。

超フライング検査!みなさんの実態

産婦人科医院、webアンケートなどの調査をもとに集計した結果、3ヶ月間にフライング検査を試みた人(65人)の中では、

集計結果

● 最速は、「生理予定日5日前」
● 最も多かったのは、「生理予定日2日前」

でした!
分布は以下の通りです。
検査薬フライング結果

ここで基準としている生理予定日も、その人の生理周期によるため、あくまで参考まで、という結果になります。

「生理予定日〇日前」の判定画像のご紹介

次に、実際の判定画像例を掲載します。
生理予定日5日前〜の超フライングでは、本当にわずかな線が見えるか見えないか、という事例が多いようです。

生理予定日5〜3日前
フライング検査1

生理予定日2〜生理予定日当日
フライング検査2

私の「生理予定日5日前」~確定診断までの判定画像のご紹介

一応、私も第二子は超フライングを試みました。

判定マークの推移をご参考までにご紹介します。生理5日前でもうっすらと出ていることが分かります。

検査薬推移

生理予定日が定まらない人は性交日からカウント

生理周期は大体28日でカウントするのが通常ですが、「毎月あまり定まらない」という人は、性交日からカウントする方法もあります。

受精卵は性交の5~6日後に子宮へ到着します。そこから、3日ほどかけて着床するので、着床が完了するのは早くて性交から9日後になります。
※28日周期で考えると、この日が丁度、生理予定日の5日前にあたるのです!

前回生理から14日目:排卵日(性交日)
↓ 9日後
前回生理から23日目:着床が完了し、検査が可能かも
↓ 5日後
前回生理から28日目:生理予定日

必ず既定の時期に再検査が必要

もちろんフライング検査は、規定のタイミングでの検査より精度が落ちますので、フライング検査で陽性だった場合でも「妊娠したかもしれない」くらいにとらえましょう。

規定の時期が来たら、再度、妊娠検査薬で検査してみることが大切です。

また、hCGの分泌量には個人差があるため、妊娠検査薬の結果だけを信じるのではなく、妊娠の確定診断の際は婦人科を受診するようにしてください。

化学流産を知ってしまうこともある

妊娠検査薬のフライングで陽性反応が出たのに、その後段々と陽性反応がうすくなっていき、結局生理になることがあります。

私自身も経験があるのですが、これは化学流産のケースが考えられ、着床はしたものの、何らかの理由によって超初期において妊娠継続ができなかったということのようです。原因の多くは母体とは関係なく、胎児の染色体異常がほとんどと言われています。

このように、フライング検査では、本来知ることのなかった事実を知ってしまうケースもありますので、ご注意ください。

どうしても早く検査したい場合

もし、どうしても早く検査がしたい場合には「早期妊娠検査薬」という方法もあります。

hCG値が25mlU/mLで反応するため、用法上でも『生理予定日当日から検査可能』なものですが、通常の市販とは異なり、薬剤師さんのいる薬局でしか購入することができません。また、通常の妊娠検査薬よりも高額な場合が多いです。

個人的な意見ですが、私は「早期妊娠検査薬」はおススメしません。
なぜなら、所詮はフライング検査ですので、、そこまでの労力をかける必要は無いと思っています。

病院に行く時期は?

では、妊娠検査薬が規定時期に陽性反応が出た場合、いつ産婦人科に行けば良いか、迷いますよね?

基本的には6週目(最終月経から42~48日目)くらいがベストと言われています。
というのも、胎嚢の確認できる時期が5~6週なので、4週目に行ったとしても胎嚢すら確認できず、「また次回に」と帰される可能性が高いからです。6週目なら胎嚢を確認できるでしょう。

妊娠検査薬フライング体験まとめ

妊娠検査薬のフライング検査をしていた妊活ママさんたちも存在し、最速では生理予定日5日前に反応が出た!という方もいらっしゃいました。

ただし、hCG値には個人差があり、妊娠検査薬は適切な時期に使わない場合には正しい結果を得られない可能性がありますので、ご注意ください。

フライング検査の結果に関わらず、妊娠が気になる場合は正しいタイミングでの検査薬チェック、および産婦人科診察が必要です。

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