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「2歳児なのに夜泣きをする!おすすめの対処法は?」ということで、今回は2歳児が夜泣きをする理由や対策をご紹介します。

通常、夜泣きは3ヶ月〜1歳半くらいの期間に起こるものとされていますが、中には一旦夜泣きが収まったのに2歳児になって再発したというケースも少なくありません。個人差があるとはいえ、2歳児になってもどうして夜泣きをするのか疑問に思いますよね。

そこで子供が2歳になって夜泣きをし出した方にとって参考になる情報をまとめていきましょう。

2歳児の夜泣きの特徴とは?

2歳児の夜泣きは一般的な夜泣きとは違った特徴を持っていることがあります。そこでよくある特徴をまとめていきましょう。

1.ある日突然激しい夜泣きが始まる

1歳を迎えたあたりで夜泣きが落ち着き、やっとこれでゆっくり眠れる・・・と思ったのもつかの間、2歳になった子供が突然夜泣きを始めるというのが2歳児の夜泣きの特徴のようです。

まだ小さかった頃とは比べ、成長してパワーがありますから、かつての夜泣きよりも激しくなっています。親にとっては突然起こるので驚きますし、一旦収まったのに何故?と不審に思ってしまいますよね。

2.どんな対処をしても収まらない

生まれてすぐの頃の夜泣きは添い寝をしてトントンしたり、抱っこして揺らしていると安心して眠りについてくれていました。しかし、2歳児の夜泣きは同じように対処しても収まってくれないことが多いです。中には対処しようとしたら怒り出し、逆により目が覚めてしまうことも。

まだ夜が明けてもいない時間に起きて暴れ出し、そのまま朝を迎えることもあるそうで、親子ともに大変です。

3.暴れたり、叫んだりする

2歳児の夜泣きの特徴の一つが暴れたり叫んだりすることです。2歳児はもう歩けるようになっていますから、立ち上がって動き回ってしまうのです。そうなると捕まえてじっとさせるのも一苦労。2歳児の夜泣きはより親を困らせてしまいます。

2歳児の夜泣きの理由とは?

一旦夜泣きが収まったにも関わらず、どうして2歳になって夜泣きが再発してしまうのでしょうか?その理由をまとめてみました。お子様の夜泣きに困っている方は理由を知るだけでも、納得して気持ちが少し落ち着くでしょう。

1.夢を見て混乱する

2歳児は脳が発達してきているため、記憶も発達し、感情の引き出しも増えていきます。すると日々の記憶が突然夢とリンクし、混乱してしまうのが夜泣きの理由の一つとなっているようです。また、昼間にいろいろなものに触れると脳での処理が間に合わず、寝ている間に脳が刺激されてそれにより目が覚めて暴れまわってしまうこともあるようです。

2.怖い夢を見たから

感情を覚えるようになってきた2歳児は当然「怖い」という感情も持つようになります。大人でもリアルな怖い夢を見ると声をあげたり、目を覚ました時には涙が出ていたということも稀にありますよね。それと同じように子供も怖い夢を見て驚いて起きてしまうことがあるのです。経験豊富な大人なら怖い夢を見てもすぐに冷静になりますが、子供は簡単に納得できず混乱してしまいます。

2歳児の夜泣きにおすすめの対策は?

かつての夜泣きよりも激しい2歳児の夜泣きを止めるためにはどうすればいいのでしょうか?夜泣きに悩む親御さんのために最後におすすめの対策をご紹介しましょう。

添い寝をする

2歳になったとはいえ、まだまだ子供です。そこで夜泣きが出てきたら寝る時には添い寝して寝かしつけてあげましょう。ママやパパがそばにいてくれれば安心して眠れますし、眠りも安定するでしょう。

昼間にしっかり遊ばせる

夜ぐっすり眠るためには昼間にしっかり体を動かして活動させることが大切です。昼間にあまり動いていないと体にパワーが残って寝つきにくくなったり、夜に目覚めて激しく動く原因になってしまいます。そこで、昼間は友達と遊ばせたり、遠出したりして、本人が辛くない程度に活動させるように意識しましょう。

生活リズムを整える

夜にしっかり寝るためには生活リズムも非常に重要です。子供が2歳になったからといって親が遅くまで起きるようになると子供も自然と夜遅くまで活動してしまうもの。そこで、生活リズムを整えるために寝る時間になったら照明を落とし、ベッドに移動して寝る環境を作ってあげましょう。睡眠に入るまでの導入を毎日意識して作っていれば、やがてリズムが整い、落ち着いて眠れるようになるはずです。

一旦起こす

激しい夜泣きが収まらず暴れまわっている場合は無理に寝かせようとせず電気をつけて一旦起こしてみましょう。そして本人が落ち着くまで暴れさせて落ち着いたら寄り添って寝かしつけてあげましょう。するとそのまま眠りにつき、親もやっと眠れるようになることが多いようです。

2歳児の夜泣きには病名がある?

あまりに夜泣きがひどい場合、夜驚症または睡眠時驚愕症という一種の睡眠障害になっているかもしれません。これは夜眠っている時に突然立ち上がり暴れ出すもので、入眠後1〜2時間の間に発生することが多く、10分ほどで収まると言われています。

先ほどから述べているように脳の機能が発達途中であることが原因となっているため、成長するにつれて症状が治まります。もしお子様の夜泣きで本格的に悩んでいる場合は、夜驚症について詳しく調べてみるのもおすすめです。

まとめ

夜泣きは通常1歳半くらいになると収まりますが、その後2歳になってから夜泣きが再発することがあるようです。体が成長していることからかつての夜泣きに比べると暴れたり叫んだりしてより激しいのが特徴です。親としては手を焼いてしまいますが、生活リズムを整えたり、昼間にしっかり体を動かせることで落ち着いてくるはずです。いつかは収まるものですから、辛抱強く対処していきましょう。