排卵日の調べ方メイン画像

産み分けを試みる際に必ず必要になること、それはズバリ『排卵日を知ること』です。

この記事を読まれている方は既にご存知かと思いますが、卵子と受精させる精子の種類をコントロールすることが、赤ちゃんの性別を決める鍵となります。

具体的には、X染色体の精子(女の子)は寿命が2~3日と長めですが動きが遅いのに対し、Y染色体の精子(男の子)は寿命が1日だけですが動きが速いです。この特徴を利用して、女の子希望の場合は排卵日の数日前に性交し、男の子希望の場合は排卵日当日に性交することで産み分けの確率を上げることができると言われています。

そこで、本日は排卵日の調べ方について徹底的に解説します。
筆者の産み分け体験も合わせてご紹介しますので、是非ご参考にしてください。

排卵日とは?

一般的に、月経周期が通常の28日周期の場合は、生理が始まった日から約2週間後に排卵が起こります。直前の月経開始日を1日目として数え、14日目が排卵日になる計算です。
ただ、そもそも月経周期が不規則な人は日数計算だけでは予測しにくいですよね。

そこで、排卵日を予測するその他の方法として、
①基礎体温から予測する
②子宮頸管粘液(おりもの)から予測する
③排卵日予測検査薬で調べる
④産婦人科などで卵胞チェック(エコー検査)をする
が挙げられます。

ここでは、自分で実施できる①基礎体温から予測する、②おりものから予測する、③排卵日予測検査薬で調べる、についてご紹介していきます。

基礎体温から予測する

基礎体温は、目覚めたらそのまま動かずに布団の中で検温する体温のことを言います。

通常、低温期と高温期に分けられますが、排卵が起こるのは、低温期から高温期に移るときです
基礎体温が上昇し始める3日間ぐらいまでに排卵が起こることが多いようですが、下がった時点やその直前に排卵が起こる場合もあり、個人差があります。
高温期に移行する直前に、一旦、体温がガクンと落ちる時があり、これが排卵の目安となります。

基礎体温は細かい数値をひとつひとつ気にしてもあまり意味がありません。ひと月の大きな波の傾向を見て周期をつかむようにしましょう。大体3周期ほど計測すると、自分の傾向がみえてくるようになりますよ。

オススメの基礎体温計とアプリ【レビュー】

排卵検査_婦人用体温計1
私はオムロンの婦人用体温計を使っています。「婦人用」という専門の体温計を使うメリットは大きく2点あります。

①小数点2桁目まで計れる
一般の体温計は小数点1桁目までしか出ないものが多いです。わずかな体温変化を記録していくためには2桁での測定は必須です。
②約10秒で計れる
基礎体温は朝起きた際に、起き上がらずに計ることが望ましいとされています。普通ならうっかり二度寝してしまいそうな状況ですが、10秒で完了するなら心配ありません。

また、オムロンの婦人用体温計のかなり便利な機能として、スマホアプリ『カラダのキモチ』との連携機能があります。BluetoothまたはNFCで計測結果をアプリに送信することで、アプリのカレンダー上で基礎体温をグラフ化してくれる優れものです。
※体温計のメモリに一定期間の計測結果を保持できるので、「スマホに連携するのは数日まとめて」といったことも可能です。


体温計の色はピンク、ホワイト、ブラウンの3色展開だそうです。化粧ポーチに入る大きさなので、旅先にも気軽に持っていけますよ♪

 

子宮頸管粘液(おりもの)から予測する

おりものは普段はさらりとしていますが、排卵日が近づくと、精子が子宮に入りやすくなるように、粘り気のある粘液に変わります。指にとって伸ばせるくらいであれば、排卵直前か排卵している状態です。

排卵日予測検査薬で調べる

排卵に関係のある黄体形成ホルモン(LH)の尿中の分泌量を調べる方法です。
女性の体は排卵前になると、排卵を起こすためにLHと呼ばれるホルモンを分泌します。同ホルモンは急激に分泌されて一気にピークに達し、その後一気に減少します。この現象は「LHサージ」と呼ばれます。一般的にLHサージが起こってから36時間以内に排卵が起こることで知られていますが、排卵日予測検査薬では尿中のLHを検出することで、LHサージが起こった日を特定し、排卵日を予測します。

検査薬は決して安くはないため、上手な使い方としては、基礎体温をつけておき、予想した排卵日の少し前から検査薬を使用するのがよいでしょう。月経周期が28日の人なら、月経開始日から数えて12日目ぐらいからの検査が望ましいです。

また、朝・昼・夜いつの尿でも検査可能ですが、1日1回、毎日ほぼ同じ時間帯に検査をしてください。陽性か陰性かの判定に迷う場合などには、1日2回(朝と夕などに分けて)検査を行うことで、よりLHサージを捉えやすくなります。

排卵日予測検査薬の比較

代表的な3つの検査薬の比較した結果は以下のとおりです。

チェックワンLH-Ⅱ ドゥーテストLHa ドクターズチョイス
製造 株式会社アラクス ロート製薬株式会社 ビューティー&ヘルスリサーチ社
メーカー価格(税抜き) 5回用:
¥2,200
10回用:
¥3,500
(1回あたり350円~440円)
7回用:
¥2,700
12回用:
¥3,800
(1回あたり320円~390円)
20回用:
¥1,960
200回用:
¥13,800
(1回あたり69円~98円)
検査時間 検査薬に尿を5秒かける、またはカップに採った尿に20秒浸した後、3分待って結果を確認する。 検査薬に尿を2秒かける、またはカップに採った尿に2秒浸した後、5分待って結果を確認する。 カップに採った尿に10秒浸した後、5分待って結果を確認する。

まとめ

排卵日を予測することは、産み分けに限らず、妊活するにあたって大変重要なことです。
ここでは産婦人科医に通いづらいかた向けに、自分で調べる方法をご紹介しています。基礎体温チェック、おりものチェック、排卵日予測検査薬でのチェックはどれか1つではなく、いずれも実施することが望ましく、それぞれの結果を組み合わせることでより正確な排卵日を導きだすことができます。